ステカはカッティングプロッターの一種です。
パソコンの出力機器の一種です。
出力機器と言うと、プリンターを思い出すと思います。
プリンターは祇などにインクを用いて印刷をおこないますが、
カッティングプロッターはパソコンで作成したデザインを元に作業をおこないます
が、実は何も出力はしません。
カッティングプロッターは小さなカッターを持っていて、パソコンで指示された通り
にそのカッターを動かすと言う機器です。
カッターはとても小さく、切れる厚さは0.1mm程度...
パソコンのデータの通りに切るやれる事はこれだけ、でもじつは
切る素材を変える事でこれがとてもいろいろな事に役立ちます。
・マーキングシートなどのカット
・マスキングフィルム
・アイロンプリントシート
・祇
・その他フィルム
薄い物なら何でもカットできる
これ凄いでしょう

カッティングプロッターの仕組みについて
仕組みはいたって簡単一言で言えば、カッターがX方向、Y方向に動くその動きをパソコンから制御できる...
上のステカの写真をご覧ください。写真の上部にある黒いのがカッターのついている部分です。
これが本体の横方向、写真だと上から下へカッターを移動させます。これがX方向
ステカの場合動く範囲はX方向がSVー8では160mm、SVー12では250mm、SVー15では340mm
そして写真だと中央にある丸い棒がシートを抑えてシート左右に動かします。これがY方向
Y方向は全機種1000mm
つまりこの範囲をカッターが動いてカットできる訳です。
この2つの動きをパソコンで制御してシートをカットする訳です。

黒いのがカッターのついているカッターホルダーです。
ホルダーの前にある丸い棒がシートを奥に巻き上げたり、手前に巻き出したりシートを動かします
カットする場合はカッターを下ろした状態でX方向にカッターを移動
Y方向にはシートを動かすことでシートをカットすることが出来るわけです。