ステカの便利な所はと一言で聞かれたら
パソコンで作成したデザインを実際の形に出来る所でしょう。
通常パソコンの中でデザインした物はプリントすれば印刷にはなりますが、
紙に印刷された印刷物は内容を伝える以外にはあまり役にたちません。
ステカの良いところは本当に物を切る訳ですから、それを活用していろいろな物を作
る事ができます。
また、もう1つの特徴として実際刃物を使ってカットするのでその線は非常にシャープ
言い方を変えるとパソコン内で作成したデジタルのデータをアナログ化する道具と言
う事もできます。
印刷のシャープさをDPIと言う単位で表しますが、これは1インチの中にどれだけの
ドットが入っているかつまり点の集まりで点が細かい程微細になりシャープに見える
訳です。
ところがステカなどのカッティングプロッターでは実際に刃物で線分を切る訳ですか
らDPIになりませんつまり言い方はおかしいかもしれませんが本当の線でデザインは
描かれる訳です。
シンプルな機械ですが、この点がとてもすぐれた所だと思います。