2012年2月13日月曜日

ステカを使いこなすコツ (2)刃の調整

(2)刃の調節について

前回お話したように、ステカで使用できる替え刃は蛍光・反射用、小文字用の2種類
あります。

2つの刃は、オフセットが異なっていて、
これの値は、機器で設定したり、ステカの場合はこれはソフトで設定します。
蛍光・反射刃が0.3mmに対して半分の0.15mm
この値が異なると角がきちんと切れない不具合が生じます。

その他の調整として一般的には

 ・刃圧
 ・刃の出し加減
 ・カットスピード

がありますが、ステカは刃圧は一定で調整は出来ないので、主に刃の出し加減とカッ
トスピードで綺麗にカットできる用に調整をおこないます。

 刃はカッターホルダーにセットして使用しますが、このカッターホルダーは先端が
ネジ式になっていて刃の出し加減が調整できます。通常はカットするシートの表のフ
ィルムの厚さ+糊の厚さ+α程度刃を出します。刃をあまり出しすぎると、裏紙まで
切る事になります。裏紙の材質は紙なので、フィルムに比べて切れ憎く特に先端が摩
耗する事になり、刃の出しすぎは刃の寿命を縮めることになりますので、丁寧な調整
が必要です。

調整の網1つの要素にカットスピードがあります。カットする上ではカットスピード
が早いにこした事はありませんが、刃に加わる圧力は一定なのに対して、フィルムと
糊を刃でカットするために刃の切れ味が衰えてくると、どうしても早く切ると切れた
り切れなかったりという症状が出たたり、特に早く引くとフィルムが切れても糊の層
が綺麗にカットされなかったりします。
そこで、刃の切れ味に合わせて、刃の出し加減とカットスピードの調整する必要があ
る訳です。

シートや糊の材質によってもこれらは変わってくるので、特にシリーズの違うシート
をカットする場合には適性な調整が必要となります。

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